おはようございます。田中です。元気です。
先日社長より新たにこんな本を渡されました。
佐藤良仁 (2012) 『クリエイティブ・アイデアのヒミツとヒケツ』六耀社 156pp
佐藤さんは当社でもお世話になっている方で、この本は昨年11月に出版。
この本の出だしが面白い。「アイデアは作るもので、思いつくものではない」。
当たり前ですが、「アイデア」は「センス」という言葉にひとまとめにされてしまい、抽象的なものという
印象があります。前回お借りした本にもあるように、”人に伝える”という事において大切なのは、
それまでに自分がどれだけ様々な知識・経験を吸収していたかどうか。
アイデアを創造していくというのは、自分の引き出しの中から創意工夫で作り上げていくもので
あるのです。この本の核心である「何を言うか」「どう伝えるか」は映像だけでなく、
あらゆる創造物に対する課題です。
“アイデアの作り方”について効率的な方法を教えてくれるが、その素材となるのは
自分自身であり、それが無いと何もならん。そんな本でございます。
それにしても、こういった本が意外と(大分失礼)面白いので、
今後は週一ぐらいで読んでみようと思います。
さて、全然関係無いですが米アカデミー賞が「アルゴ」に決まりました。
日本も明日発表です。「わが母の記」「苦役列車」などに取って欲しいですが、
「北のカナリアたち」「あなたへ」あたりになるだろうという事です。
「桐島、部活やめるってよ」は一足先に話題賞だそうです。えへ。
http://www.japan-academy-prize.jp/