梅雨明け、真夏日が続き水分補給が欠かせないディレクターのトミーです。
本日はJVC LS300を使いこなす為の第2弾です。前回は『ヒストグラムの設定』について書きました。
今回は、露出設定やライティング設定などに役立つ便利機能『スポットメーター』をご説明します。この『スポットメーター』機能は、ファームウェアVersion2.0から追加された機能です!
まずは、こちらの画面を見てください。モニターに表示されている緑と黄色の四角。画面右には、2つの四角の明るさが0%〜800%(J-Log1で収録時)で表示されています。
撮影している画面上の最大と最小の輝度が表示されています。
表示と設定の方法は、
「メニュー」→「カメラ機能」→「ユーザーボタン機能設定」の中に、「スポットメーター」が隠れています。ここで、スポットメーターの設定を行います。項目は全部で4つあり、上の写真は「最大と最小」の表示設定になります。「マニュアル」を選べば、自由に測定する部分を十字カーソルで選ぶことができ、任意の場所の輝度を測定することができます。
そして、この機能のON/OFFを行うためには、ユーザーボタンのどこかに「スポットメーター」を割り当てなくてはいけません。私は十字カーソルの上に割り当てました。撮影中によく使う機能は、この十字カーソルの上下左右に割り当てておくと便利な気がします。
さらに、長押しすることで、測定している場所をロックすることができます。ロックを解除する時も長押しです。「マニュアル」の設定の場合は、測定箇所を移動させるモードに切り替わります。ヒストグラムと併用して、このスポットメーターを使いこなせば、かなり適切な露出を探ることが可能になるはずです。
それにしても、最近のカメラには色んな機能が内蔵しているものだなと感心します。機能が多すぎて、使いこなせていない事も多々ありますが、まだまだ勉強していきます!