こんにちは。
今日も三間が書きます。
日々編集をしているのですが、
やっぱり難しいですね。
小手先で編集した映像は、
観た人に編集意図がないということが、必ずバレます。
作品として何を求められているのか、
このカットとこのカットが何故繋がれなければならなかったのか、
作品の真意を、わかりやすく伝えることができているだろうか、
ひとつひとつの丁寧な構築が『商品」としての価値を決定する、のだと思います。
パソコンでチマチマやっていると、
どうしても細部のことばかり考えてしまって、全体がみえなくなってしまいがちです。
大学院の先生だった映画監督の黒沢清さんは
編集中は一度繋いだシーンを、部分的に繰り返し観るということは絶対しないそうです。
観るんだったら、次の日に始めから全部通して観る。
それでまた細かいところを修正していく。
そしてまた次の日に通しで観る…。
その繰り返しで、いつの間にか編集が終わっているそうです。
という話をしていたことを今思い出しました。
部分に執着しすぎると全体が見えなくなる。
今の僕は表面的な部分ばかりみてしまっていますね。いけません。
もっと全体をみれるようにならないと。
ところで今渋谷ヒカリエでデビット・リンチ展やってますね。
せっかく職場も渋谷にあることですし、時間があったら行ってみたいです。
最近は歌手デビューもしているリンチです。