先日、「20代で人生の年収は9割決まる」という本を読ませて頂きました。
著者はアマゾン立ち上げに参画し、数々のベストセラーを手がけ、
30歳には会社を立ち上げる等、華々しい経歴を持たれている方です。
そんな華々しく見える著者の、経験してきた事に基づく成功への道筋が書かれている本です。
こういう本は、自らが持っていない価値観や経験談が書いてあったり、
日頃から感じているがどう表現して良いのか分からないことが、
文章として形を得ていたりするので、読んでいてとても面白く、僕はとても好きです。
この本の内容は、要約すると20代で得た知識や技術は将来の生活に大きく影響を及ぼすので、
20代はしっかり力を蓄えていく必要があるといった物です。
最近の若者は根性が無いと良く言われる現代に向けられた内容に思えました。
この本の中では、野球に例えて記載されているところがあり、中でもホームランという言葉が頻繁に登場してきます。
このホームランは仕事においての成功をさしているのですが、そのホームランを打つ為には下済みが必要であり、
20代のうちにホームランを打つ事が出来れば、それは将来においてとても重要な事に繋がるとありました。
それを読んでいて、20代はまだ社会に出たばかりで、これまで過ごしてきた年数と比べると本当に短く、
学ぶ事だらけなのだと、実感させられました。
そして、この本を読んでいて最も重要なのは、自らの能力や向かう事の出来る方向性を知り、
自らのホームランとはどういう物かを熟知し、
どのように自らが向かっていくかという事であるのだと思わされました。
そして、同時に、それを行う事がどのくらい難しいのかという事も考えさせられました。