どうも森です。
今住んでいる場所の近くに、板橋区立美術館という東京23区初の区立美術館があります。
区立美術館というと、ローカルで古臭い常設展が多そうなイメージですが、
この美術館は、割りと近代的な展示を行うことで有名だそうです。(最近知りましたが…)
先日、初めてこの板橋区立美術館に足を運んでみました。
そこで行われていたのが、「2012イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展」。
世界的な絵本原画展らしく、関東圏から多くの方が訪れている様でした。
この絵本原画展の魅力は、決して児童向けとは限らない、表現の多様性にあります。
社会風刺が強烈なものや、宗教や国の文化を大きく反映させたもの。
現代アート的なアプローチを行なっているものも多くあり、大人でも楽しめる内容です。
描写技法についても、CGを多く取り入れている作品が3分の1を締めており、
新鮮なビジュアルを多く見る事ができ、普段絵本にはあまり興味が無かったのですが、
これを期に色々な作家を探してみようかと思えました。
余談ですが、板橋区は学術施設に力を入れている様で、
区立科学館へ行った時には、トリケラトプスの頭部化石やプラネタリウムが設置されていて驚きました。
他にも面白い展示があったので、またの機会に紹介しようと思います。