ここ最近の猛暑に毎日とろけてしまいそうな三間です。
コンクリートが熱せられて、
気温がぐんぐん上昇した渋谷の街を歩いていると、
誰彼構わず捕まえて
「ねえ、暑いよね。ヤバいよね」
とでも言いたくなるような、
梅雨明けしてないことも忘れてしまいそうな酷暑でした。
さて今日も、少しずつではありますが、映画『マジガチ』の日本語制作をしておりました。
この映画に出てくる皆さんの、ボランティアにかける信念とバイタリティには本当に驚かされます。
見た目はみんなチャラい感じですが、そんなことはまったく関係なしに、人を動かす原動力は、理屈ばっかりのおしゃべり上手ではなく(もちろんその能力も必要だけど)、何が何でも実現させたいという燃えたぎる熱量なんだなあと改めて思いました。
どんだけ自分が思いを込めてやったことでも、批判を浴びたり反感を買ったりするし、それによって自分が信頼していた人が離れていったり、自分の人格さえも否定されてしまうことだってある。
でも、大切なのはそれでも続けることなんだと思います。
孤独な道にも必ずたどり着く場所があるはず。
と、僕のような若造が人生論を語ったところで何もありませんが…。
そんなことを信じたくなるような映画です。
あ、そういえば『マジガチ』にナレーターとして参加していただいた高良健吾さんが出演している苦役列車という映画を観ました。
この前のブログで書いた西村賢太原作の映画です。最近毎日のように『マジガチ』の日本語字幕制作で、高良さんの、その独特で魅力的なセラピーボイスを聞いているので、映画を観ている間、なんだか不思議な感じがしました。
声もカッケーし、顔も演技もカッケー。
…いや素敵です!