こんにちは!デザイナーの根津です。
前回のワープスタビライザー講座に引き続き、
今回はモーフカットについてご紹介致します。
モーフカットとは
ざっくり言うと、
インタビューなどを編集した時、
編集点で同ポジ(ジャンプカット)になってしまった箇所をモーフィングして、ごまかす機能です。
めちゃくちゃ便利な機能ですが、ある意味怖い機能でもありますね…
同ポジだったら、大体はモーフカットでつなげてしまうので、
話の流れをバラバラにして、本来の意図とは全く違う意味に編集してしまうことだって可能です。
もともと、テレビではインサートを被せたりして、
そういった有ること無いこと言わせる編集はされているようですが、
インサートものせず、編集点もなく、それをやられてしまったら恐ろしいですね!
モーフカットを使ってみる
ワープスタビライザーは、
エフェクトの中の
▶︎ビデオトランジション
▶︎ディゾルブ
▶︎モーフカット
にあります。
これをタイムライン上の編集点にドラッグすればOK!以上!
あとは、ディゾルブの数値をお好みでいじればかなりナチュラルになります。
人物の位置が少しずれてしまっている時などは、ディゾルブを2秒くらいかけてあげると、
スムーズになります。
サンプルでは、1秒だとつなぎがぎこちなかったので、2秒かけてディゾルブしています。↓
かなりスムーズ!言われないと編集点がどこかわからないですね。
ただ、やはり編集点の前後の位置が違いすぎたり、身振り手振りをしていたりすると、
モーフカットは使えませんので、
使いどころを見極めて、こっそり使いましょう!