久々に渋谷に出てきました。
先月まで調布の日活撮影所か、茨城の山奥か、静岡県は沼津市の海岸か、という僻地にいたので、
渋谷はなんだか落ち着きません。
5月頭から6月末まで新藤兼人監督作品に小道具として参加していました。
新藤監督は98歳。
何せ溝口健二の脚本も書いてた人ですからね。
生きる伝説みたいな人でした。
今回、たくさん過酷な局面がありましたが、
映画の現場っていうのは、(良くも悪くも)本当にヤクザな仕事だなーと
痛切に感じました。
寝ない、休まない、怒鳴られる、蹴られる。殴られる(は、無かったが)。
映画は、その作品のスタッフ達を、その作品の監督の名前を掲げて「○○組」という呼び方をするけど、
何となく納得出来る呼び方だなー、と。
今月末から9月末までは、犬童/樋口組で頑張りまーす。
(ギャラ増えないかなー)