こんにちは。
映像制作会社メディアフォーユー、スタッフの市川です。
昨日は全体会議があり、社員全員で今後の方針を話し合いました。内容は、案件別のスケジュール、打ち合わせ、企画書、撮影、WEBコンテンツ、指導マニュアルの改訂etc、まさに全体会議という名にふさわしい濃密さでした。
会議中、社長の里田さんは社員に「じゃあどうしたらいいと思う」と話を振り、社員に考えさせながら話を進めていくので、僕も自分なりの考えを発表する機会を何度か設けさせて頂きました。そして、打ち合わせの時に「新人社員達が経験不足そうに見られがちなのをどう解消するか」という話で、僕は「提案に関するマニュアル本を読み、肥やしを増やす」という回答をしました。
それに対する里田さんの言葉が印象的でした。
「ご飯が美味しくない時の解決策として、畑から耕すのではなく、ふりかけをかけろ」
要するに、問題に衝突した時の解決策として、基礎力をコツコツ蓄えるよりも即効性の高い行動をしろ、ということです。ビジネスの世界では、そういう提案でないと価値が低いとのことです。もちろん基礎力は必要だと思いますが、それは問題が出て来た時の解決策としては十分ではないのです。
なるほど。最近流行りだしている「一般教養」と呼ばれる人間性の豊かさを育む考え方や言語(僕達が大学で学んできたこと)と、ビジネス言語は全く違ったものであることを、まず認識しなければなと思います。これは、ビジネス言語は人間性を育まないと言っているわけではないですよ。念のため。
今の僕や大体の新卒者達はビジネス言語の蓄積はほとんどゼロに近いのだから、自分が無知がであることを理解した上、一つ一つ覚えていくしかないのですね。
英語を初めて勉強した時は辛くて好きになれず、現段階で英語を喋れないせいで多くの人交流する機会を逃してしまっているのですが、英語のようにならないよう、ビジネス言語をコツコツ覚えていき多くの人と繋がれる人物になりたいと、思っている市川でした〜。