ビデオサロンという雑誌をもう2年ぐらい毎月読んでいる。
ADの頃はビデオαという雑誌が技術部の部屋に積んであり、よくサボって読んでいた。
ビデオサロンは民生機と業務機、ビデオαは放送用機材と扱う商品のジャンルが違ったのだが、最近は放送局も業務機を多用しているので、私が読んでいた15年ぐらいほど差は無くなって来たように思う。
記事の内容や写真など、ビデオサロンの方がはるかに面白い。
さて、そんな風にビデオサロンを読んで、レンタル機材屋さんに「あのカメラ入れる?入ったらテストさせて!」などと話すのがかなり楽しい。
雑誌では、新機種を持ち上げまくっているが、レンタル屋さんは仕入れの際、新機種の評判はあまり気にしていない。制作現場は常に新機能より、慣れた機能を使いたがるので、あくまで現場の評判を聞いてから少しずつ導入するようだ。
実際雑誌の論調が微妙に変わるのは良くあることで、AVCHDが出た時は「もうHDVは終わった」という感じだったが、FX1000が発売されると、「まだまだHDVだ」となる。
カメラというものは、使ってみないと分からないものの最右翼で、レンタル機材屋さんというのは本当に助かる存在である。
斉木さん、これからもよろしく!