最近行きたいエキスポが多すぎて結局全然行けてません…
日本に帰ってきて気づいたんですけど、僕はフランスでアートについて色々覚えたので、画家の名前は全部フランス語読みで発音するのです。そうすると日本人とアートな会話をするときに、まったく分かり合えないという問題が生じるのです。
例えば、今上野で展示がある「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」(まだ行ってないですが彼も超イチオシの画家です!)、フランスでは彼の名前を「ヴィレルム・アメルショイ」と発音するのです。
前回バウハウスのエキスポを観に行ったときにも、パンフレットで「モホリ=ナジ」と書いてあって、作品を観て初めてフランスでいう「モオリナギ」の事だと気づきました。
映画の場合タイトルが完全違いますしね。
アラン・レネの『広島モナムール(愛しの広島)』は『二十四時間の情事』に。
ジャン=リュック・ゴダール(そもそも「=」って何なんでしょうね…)の『Vivre sa vie: Film en douze tableaux(自分の人生を生きる:12章の映画)』は『女と男のいる舗道』に。
あっ!もうカタカナの話じゃなくなってた!
という事でこの辺りで終わります。ちなみに上記に書いた二つの作品は僕の大好きな作品なので、是非観て下さい。『広島モンナムール』はまるでクラシックの楽譜の様にひとつの物語を色んな楽器が(照明、フィルムの質感、音楽、カメラワーク、等々)交互に盛り上げて行く様な作りです、ってわかり辛い例えですね…orz