こんにちわ~
昨日の撮影で日に焼けました
今日はフランスで常時携帯していた小さいけど果てしなく深い本を紹介したいです。
ロベール・ブレッソンの『シネマトグラフ覚書 – 映画監督のノート』、松浦寿輝訳、筑摩書房、1987年 ISBN 4480871128。原作はNotes sur le cinématographeというタイトルです。
ブレッソンは「映画は他のアートから自立した立派なアートだ!」と主張してそれをちゃんと実行した人です。彼がふと思いついた事や気づいた事、数行で映画の考え方を変えてくれる言葉達がギッシリ書かれています!
中でも僕が一番影響受けたのは「伝える手段の節約」というテーマです。
「映像で駅を映すより汽車の音だけでも十分その存在は見えてくる」という文が大好きで(正式な翻訳が気になる人は是非本を見つけて下さい!笑)、日本的な物事の捉え方に近い気がしました。
もうすぐ夏です!僕が一番好きな季節!
蝉!花火!蚊!万歳!