どうも森です。
電車の中でふと周りを見てみると、iPadやKindleで電子書籍を購読されている方が増えてきた様に思います。
僕は電子書籍には大きく分けて2タイプあると考えていて、1つはKindleやGooglePlay、iBooks、Kobo等に代表される、特定のアプリやデバイスで購入していくタイプ。そしてもう一つは個々のアプリとして購入するタイプ。
前者は1つのアプリ内で購入した書籍の管理や検索ができる等、ユーザビリティにおいて有利な点が多い一方、読みたい書籍が他のアプリにしか無い場合、結果的に複数のアプリに別れてしまい、本末転倒な事になってしまうのが問題でしょうか。将来的にラインナップが充実するにつれ、どこかの一人勝ちになるのでしょう。今、一番手はデバイスに依存しないKindleだと思います。
後者は「ブラックジャックによろしく」や「伝える力」等、個別のアプリをダウンロードする事で読むことが出来るタイプで、こちらはディベロッパー側がある程度、広告やUIをコントロールできる事が利点です。「一歩を越える勇気」等の様に書籍内に動画を埋め込んだり、他のアプリに飛ばすリンクを張れたり自由度が高いと思います。
これからはどちらもそれぞれの利点を生かしながら共存していく流れだと思います。
個々の書籍アプリの特長の一つに、コミック全巻無料のものが割りとあるという点。Kindle等では初巻100円や青空文庫で無料はありますが、全巻無料はあまり無いのではないでしょうか。
コミック全巻無料シリーズには「ブラックジャックによろしく」は有名ですが、他にも「ハナムラさんじゅっさい」や「新ナニワ金融道」なんかもあります。
中でもオススメは「鈴木先生」です。ドラマ・映画化されて知っている方も多いかもしれませんが、所謂王道のマンガのストーリーに飽きてしまった方にはオススメです。僕個人は「崇高な哲学を持ったギャグ漫画」として見ています。
広告収入等で、漫画家に結構還元される様ですし、これからも良質な無料マンガが増えてくる事を期待します。