こんにちは!根津です!
先日、Blackmagic Design ハンズオンセミナー「RAWグレーディング編」に参加して来ました!
今回は、サードウェーブデジノス協力とのことで
raytrek QSF960HE DaVinci/Fusion EntryのPCで作業したのですが、5年ぶりくらいにWindowsPCを使用したので、最初のPC設定等はチンプンカンプンでしたwww
もう最初の時点で帰りたくなったのですが、(オイ!)
実際、グレーディング作業をしてみると、問題なくサクサク動きました!
(…取り込んでいる素材量が少ないせいだと思いますが。)
さて、DaVinci Resolve 12.5でグレーディングを行うわけですが、
初心者の方が半分くらい いらっしゃったので
初期設定から、丁寧に教えてくださいました。
…ぶっちゃけ、2時間のセミナーのうち、1時半は知っている情報のおさらいでした。。笑
「RAWグレーディング」ということで、超絶テクニックがあるに違いない!と勝手に思い込んでましたが、
基本的にどの素材をグレーディングするときも一緒のようです。(そりゃそうか!)
しかし、今までは又聞きの情報でなんとなくグレーディングしていたので
きちんとした手順を聞いたことによって、かなり理解度が深まりました。
その中でも、ためになったことを紹介したいと思います。
グレーディングの手順
1.コントラストをつける
2.ホワイト(RGBバランス)を取る
3.彩度(サチュレーション)を整える
この手順でグレーディングをするのが正解なのですが、
その時、ホイールでも、カーブでもやりやすい方でやっちゃっていいらしいです。
ホイール
カーブ
なんでかわかりませんが、「ホイールでやらねばならぬ」と自分の中で勝手に思ってました。
何故だろう…
LOG、LAW素材をグレーディングする時は、ログモード!
カラーホイールの中に、いくつか種類がありまして、
その中に【ログ】という項目があります。
もちろん、使用したことがあるので、
存在は知っていたのですが、
プライマリーホイールとの違いがイマイチわかってませんでした。
プライマリーホイールには以下のホイールがあります。
・リフト
・ガンマ
・ゲイン
・オフセット
対してログには以下のホイールがあります。
・シャドウ
・ミッドトーン
・ハイライト
・オフセット
上から順に、
リフト・シャドウは暗部の設定
ガンマ・ミッドトーンは中間部の設定
ゲイン・ハイライトは明部の設定
オフセットは全体、というように、及ぼす効果はほとんど同じです。
ただ、プライマリーホイールのリフト、ガンマ、ゲインは、
中間色も一緒に引っ張ってしまうそうです。
例えば、暗い部分だけさらに暗くしたい場合、リフトを使用すると、
中間色も一緒に暗くなってしまうんです。
しかし、ログのシャドウ、ミッドトーン、ハイライトでは、
その部分だけグレーディングができるのです!
LOGやLAWの素材をグレーディングする際は、
この方が細かく設定ができるので、オススメ!とのことです。
こんな風に、大体の使い方は知ってはいましたが、
それぞれの素材に合わせた細かい使い分けについては
曖昧にしたままだったので、かなり参考になりました!
レベルアップという点でもやっぱり基礎は大切ですが、
単純にグレーディングが楽しくなりますね!
今後も、いろいろ試しながら、ブログにもアップしていきたいと思います!